1928-35年の間に史語所研究員によって発掘された山東龍山文化の考古資料を展示しております。ここで山東龍山文化研究の歴史を以下に紐解いてみましょう。1928年、山東省歴城県龍山鎮において史語所の研究員呉金鼎が城子崖遺跡を発見し、1930年には李済が指揮する史語所の調査隊によって正式な発掘調査が行われました。1934年、山東省東部沿岸地区において史語所研究員によってさらに多くの龍山文化の遺跡が発見され、翌35年にはそれらの遺跡群の中で最大規模を誇る日照両城鎮遺跡で試掘調査が行われました。この二回の発掘調査によって後の龍山文化研究の基礎が固められたのです。城子崖類型と両城鎮類型は現在においても山東龍山文化の二大類型の基準として機能しており、それぞれ山東半島西北側の古代大沼沢地区周辺と、山東半島東南側に展開された龍山文化を代表しているのです。