1930年代に河南省汲県山彪鎮遺跡で発掘された東周時代の墓葬、山彪鎮1号墓の出土資料を展示しています。山彪鎮1号墓は山彪鎮遺跡の中で規模が最大かつ出土遺物の豊富な墓葬で、大きさは東西7.4m、南北7.1mに達する東周時代の中―大型墓です。年代はおよそ春秋時代と戦国時代の境目(紀元前5世紀中頃)かそれよりもやや時代が下るものと推定されています。ここで展示している文物は、「鐘鳴鼎食(しょうめいていしょく:豪奢な生活の例え)」という形容そのものの、東周時代の貴族の贅を尽くした生活ぶりと、当時の工芸美術の水準の高さとを如実に反映していると言えるでしょう。