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車輪飾—轂飾軹端(左)、轂飾賢端(右)
車輪飾—轂飾軹端(左)、轂飾賢端(右)
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車輪飾

「轂」とは車輪軸部の太い部分で、輻(スポーク)が車輪の中心に向かって集まっている部分のことを指す。西周時代になると、車軸の保護と美観の維持との二つの理由から、轂への青銅製部品の使用が増加する。 辛村3号車馬坑出土の四組の長轂飾は、現時点における西周時代の轂飾としては最大かつ最も豪華な資料である。軹端(長い部品)と賢端(短い部品)は、別々に鋳造された三つの部品をつないで一つの部品として仕上げたもので、西周後期に流行した蟠螭紋と人字紋で表面を装飾している。
典藏號
R019050_01(軹端) R019048_01(賢端)
期間
紀元前11世紀中葉-前771年
尺寸
轂飾軹端 R019050_01全長32.0cm、大端径17.7cm、小端径9.0cm轂飾賢端 R019048_01全長20.9cm、大端径18.8cm、小端径11.5cm
出土地
河南省濬県辛村3号車馬坑出土
材質
青銅

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