番社采風図-捕魚
諸羅県の目加溜湾・哆咯嘓などに居住していた平埔族、西拉雅(シラヤ)族の集落における二種類の漁法を描いている。一つは竹を編んで作った笱(やな)を使用する漁法、もう一つは弓矢を使用する漁法である。笱や弓矢で捕った魚は腰に提げた魚籠に入れて持ち帰った。弓矢による漁は平埔族が漢人に同化するにつれて次第に廃れていった。
- 典藏號
- 85361
- 期間
- 1744-1747
- 尺寸
- 縦40.5cm×横29.5cm
- 材質
- 紙本