禅師慧訓慧剛等五百余人造像碑
原碑は運搬時に二つに割れている。上段の造像龕には順に三尊像、文殊菩薩が維摩居士を見舞う図、供養人像などの図が表現されている。下段には石碑建立に関わった宗教団体の銘文が刻まれ、その下には須達孥太子の故事が線刻で表現されており、布施修行の意を表している。また、石碑の裏側には千仏が刻まれている。
- 典藏號
- 10958
- 期間
- [東魏]武定元年(543)
- 尺寸
- 拓本 縦267.0cm×横115.0cm
- 出土地
- 河南省淇県出土(原石は現在ニューヨークメトロポリタン美術館所蔵)