石鳥
鳥を石で立体的に表現しており、かぎ形のくちばし、大きなとさか、そして。「臣」字形の眼が特徴的である。翼には唐草風紋様が施され、胸の羽は鱗状に表現されている。本来は同じ形状の資料がもう一点あり二点一組だったが、もう一点の方は損傷が激しく、展示可能なのはこの資料のみである。両足の間の腹部に溝と穴があいているので、磬を掛ける台の横棒の両端にはめ込まれた装飾品であったと思われる。
- 典藏號
- R010556_1
- 期間
- 紀元前14世紀後期-前11世紀中葉
- 尺寸
- 高さ8.6cm、幅7.9cm、奥行き4.7cm
- 出土地
- 河南省安陽市小屯331号墓出土
- 材質
- 石