青銅製連結器具
全体としては獣身形をとり、胴体部に二箇所ある筒状構造にそれぞれ方環を通してある。方環の一方の突起は水鳥の顔を模している。獣の口には鎖状金具がくわえられており、尾部は水鳥の顔を模し、柄の受け口部の穴には柄に使用された木材の一部が残留している。各連結部分はいずれも動くようになっており、美観と実用性を兼ね備えた設計である。馬具の部品とも考えられるが、具体的な用途は不明である。
- 典藏號
- R19702_1+R023304
- 期間
- 紀元前771年-前221年
- 尺寸
- 全長さ13.5、幅4.7cm
- 出土地
- 河南省汲県(現・衛輝市)山彪鎮1号墓出土
- 材質
- 青銅