灶君宝巻
仏教や庶民道徳の普及を目的に編纂された語り物である宝巻は、16世紀以降大いに流行し、民間の宗教者らがこぞって教義の宣伝に活用した。光緒年間に印行された本書は民衆に道徳を説く内容で構成されており、宗教面から勧善懲悪を説き、守るべき具体的な徳目を列挙している。
- 典藏號
- P6-055
- 期間
- [清]光緒十年(1884)
- 尺寸
- 縦23.5cm×横15cm、版匡縦20.5cm×横13.2c
- 材質
- 金陵一得齋善書坊木刻本