珠衣
織貝衣(Luks kaha)とも呼ばれ、麻の生地に赤色の刺繍を施し、6万数千点に及ぶ貝殻製ビーズを縫い付けてある。後ろ身頃の紋様は前身頃(まえみごろ)より凝った仕上がりになっている。前身頃は中心に縦方向にまっすぐ切れ目を入れており、襟・袖・ボタン・帯飾りのない構造になっている。着用は袖口から両腕を通す場合と、肩に掛けるのみの場合があった。このような衣服は集落の長か有力者の盛装として使用された。
- 典藏號
- E00386
- 期間
- 民國17年採集
- 尺寸
- 全長95.0cm、幅51.0cm
- 出土地
- 採集地點:台灣北部一帶