八弁花蓋立鳥円壺
二点一対で出土し、山彪鎮1号墓出土品の中でも最も精巧な造形である。立鳥・蓮弁にはいずれも透かし紋様を施し、立鳥の翼は胴体からの取り外しが可能。さらに立鳥自体も蓋から取り外し可能な構造で、複雑かつ巧みな設計である。壺本体の表面には蟠螭紋が配置され、その隙間を四葉花紋で埋めている。また、腹部両側には鋪首と環を伴う把手がつく。
- 典藏號
- R019024
- 期間
- 紀元前771年-前221年
- 尺寸
- 高さ60.5cm、腹径32.4cm
- 出土地
- 河南省汲県山彪鎮1号墓出土
- 材質
- 青銅