鳥のくちばしペン

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NT2,350

尺寸: 胴体の長さ13 x幅5.7 x 高さ17 cm
材質: 木、真ちゅう、ペンの芯、磁石

殷墟小屯の331号墓から発見された石鳥をモチーフにしたものです。その石鳥はくちばしがかぎ形で、頭の上に冠があり、体は滑らかで丸みを帯びた形をしており、その隣りから出土した木製の器具らしきものと石磬から、石磬を懸ける横棒の両端にあった装飾品であったと推測されます。当館はこれをきめの細かい原木で流線型の鳥の胴体を型取り、石磬の横棒を小鳥がひと休みする止まり木に替え、かぎ形のくちばしはペン先にして、飾り物としてだけでなく、くちばしで字が書ける鳥に仕立ててみました。

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