1928-37年の期間、史語所は河南省安陽殷墟遺跡において全15回にわたる発掘調査を行いました。洹河北岸の西北岡では11基の大墓と千三百余基の小墓が発掘され、南岸の小屯村では規則的な配列による建築遺跡が3組発掘されました。この調査の成果を踏まえ、この展示コーナーは西北岡王陵区と小屯宮殿宗廟区という二つの主題で構成しております。王陵区については1550号墓・1004号墓・1400号墓の3基の大墓と1022号墓・1005号墓・1083号墓・1435号墓の4基の陪葬墓と祭祀坑の資料を、小屯区については331号墓・40号車馬坑と甲骨の資料を展示しています。これらの展示から、殷王の埋葬制度や殉葬状況、殷代の祭政一致の国家体制、そして殷代車馬坑内の布陣状況を知ることができます。